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ハウスダストとしてのダニ

チリダニの仲間は140種類におよぶと言われる。アレルゲンとして重要なのはコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニ、シワダニなどで、特に前2者が多い。これらのダニは宿主に寄生せず、動物のフケや花粉、カビなどの胞子・菌糸、細菌、植物の繊維などを栄養源としている。世界中に広く分布しており、まずダニのいない家はない。

大きさは0.1~0.2ミリで、糞の粒は10~40マイクロメートル。これらおよびその破片などが空中に飛散し、吸入されるなどしてアレルギー症状の原因となる。

メスは毎日数個の卵を産み、卵から成虫になるまで3週間かかる。寿命はおよそ100日。温度25~28度、60~70%前後の高湿度の条件でよく繁殖する。温度20度以下、湿度50%以下では著しく発育が制限される。季節変化としては寒冷期には少なく、温度と湿度の高い季節に増加する。たとえば東京においては4月から増加しはじめ、7~9月にピークを示すという調査結果がある。
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アレルギー患者宅における調査では、居間よりは寝室に多く、敷布団より毛布に多い傾向があった。しかし、布団よりもソファーやじゅうたんに多いという調査もあり、これらは各家庭での条件が異なるためと考えられている。

これらに対処するためには、粉塵を巻き上げないような方法での掃除が推奨される。根本的には、じゅうたんなどの奥深くに潜むダニを掃除機をゆっくりかけて吸い出し、かつダニの食物となるものを減らし、温度と湿度に気をつけることである。一般的な方法での布団の天日干しなどは、その温度上昇によってもダニを殺すことはほとんどできないが、乾燥は発育などを阻害する効果がある。

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2009年10月30日 15:26に投稿されたエントリーのページです。

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